Importance: モノポーラ焼灼の使用は、広くインプラントデバイスに推定リスクのために人工内耳の設定における禁忌とみなされてきた。 この禁忌を支持するデータは非常に限られている。
目的 (1)モノポーラ焼灼の人工内耳装置への影響を評価する。 (2)モノポーラ焼灼が埋込み蝸牛の蝸牛内温度を変化させるかどうかを明らかにする。
デザイン。 3社(Advanced Bionics LLC、Cochlear Americas Ltd、Med-El Ltd)の人工内耳16個を2体の未骨格新鮮な死体に移植した。 モノポーラ焼灼器を舌または腹部に10Wまたは50Wの凝固設定で30分間適用した. 焼灼前,焼灼中,焼灼後ともにインピーダンス検査と完全性検査を行った. 焼灼中、内耳周囲リンパの温度が測定された。 摘出後、装置はメーカーに返送され、各メーカーの摘出装置評価プロトコルに従った詳細な「故障」分析が行われた。
設定。 三次医療施設の基礎科学研究室。
参加者。 死体実験。
介入。 人工内耳へのモノポーラ焼灼術の適用。
主な結果・指標 (1)電気焼灼中または故障解析後の植え込みデバイスの変化。 (2)蝸牛内温度の変化。
結果。 口腔内、腹部のいずれの焼灼設定においても、インピーダンス、完全性試験、故障解析に変化はなかった。 蝸牛の温度は、50Wの設定で30分まで焼灼しても上昇しなかった。包括的な機器分析では、試験終了時に機器の損傷を示す証拠はなかった。
結論と関連性 モノポーラ焼灼は、この実験モデルにおいて、口腔内の焼灼レベルが低くても高くても、いずれの人工内耳装置にも検出可能な損傷を与えず、蝸牛に検出可能な温度変化を生じさせなかった。