今週はナショナル・パピー・デーを迎えます。 それにちなんで、今日は時間をとって、新しい子犬を猫に安全に紹介する方法についてお話したいと思います。
犬と猫は一緒に暮らせないというのは誤解です。 しかし、猫(または複数の猫)のいる家庭に子犬を迎え入れるには、関係者全員がスムーズに移行できるよう、ある程度の計画と忍耐が必要です。
新しい子犬を初めて家に連れてきたときは、子犬と猫をドアで仕切られた隣り合った部屋に置いて、引き離します。 猫には、トイレ、餌と水の場所、おもちゃ、止まり木など、基本的なものを用意してあげましょう。 こうすることで、子犬も猫も、多感な時期に直接触れ合うことなく、互いの音や匂いに慣れることができます。
猫のいる部屋に、子犬の匂いのついた毛布やタオルを置くと、移行をスムーズに行うことができます。 また、猫のにおいのついた毛布やタオルを、子犬のいる部屋に置くとよいでしょう。 フェロモン製品であるフェリウェイやDAPを使用することも、猫や子犬の移行を容易にするのに役立ちます。
2匹がそれぞれの場所でリラックスして快適に過ごせるように時間をかけます。 猫がいた部屋を子犬に、子犬がいなくなった部屋を猫に使ってもらいます。 導入期には何度か部屋を入れ替えます。
子犬も猫もお互いの香りや匂いに慣れたら、いよいよ対面式で紹介します。 最初は両者の間に壁を作りましょう。 猫を大きなキャリーに入れるか、猫が乗り越えたり、潜ったり、通り抜けたりできないようなベビーゲートを使用します。 子犬をリードでつないでおき、両方のペットが互いに許容しあえることが確認できるまで、子犬の行動を監視し、指示することができます。
猫のそばでは、落ち着いて静かにしている子犬にご褒美をあげましょう。 子犬が猫を追いかけたり、嫌がらせをしたり、苦しめたりしないようにします。 目標は、猫がそばにいるときは良い行動をとればご褒美がもらえることを子犬に教えることです。 悪い行いを奨励したり、させたりしてはいけません。しかし、万が一、悪い行いがあったとしても罰してはいけません。
すべての状況に共通することですが、猫が目の高さかそれ以上の場所に止まり、必要に応じて子犬の目から逃れることができるようにしてください。 また、猫がひとりになりたいと思ったときのために、子犬がついていけないようなプライベートな場所を用意しておくとよいでしょう。 そして、(子犬がいない状態で)猫に寄り添ったり、一緒に遊んだりして、ひとりの時間をたくさん作ることも忘れないでください
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