Q: 私はいつも、ドアがあってもなくても、ドアがありそうな開口部を「doorway」という言葉で表現しています。 例えば、部屋と部屋の間のドアのない通路などです。 これは正しいのでしょうか、それとも別の用語を使うべきでしょうか?

A: 8つの標準辞書を調べましたが、ほとんどの辞書が「doorway」をドアのある開口部と定義しています。 しかし、いくつかの辞書はドアのない “doorway “を認めています。

メリアム・ウェブスター大学辞典(第11版)では、”the opening that a door closes; esp. an entrance into a building or room “と定義されています。 しかし、The American Heritage Dictionary of the English Language (5th ed.)では、その定義にドアについて触れられていない。 “The entranceway to a room, building, or passage.”

いくつかの辞書では、成功の機会やアクセスまたは脱出の手段という比喩的な意味での “doorway” も含まれています。 Oxford Dictionaries online は “the doorway to success” を例として挙げ、Collins English Dictionary は “a doorway to freedom” を挙げています。

ドアを付けられるが付けていない開口部に “doorway” を使うのは正しいのか、と質問されます。

私たちは、部屋と部屋の間のドアのない開口部に対して「doorway」をカジュアルに使用することに何の問題もないと考えています。 しかし、正式な英語では、このような通路には「entry」「entrance」「opening」「entranceway」「exit」などの単語を使う方がいいかもしれませんね。

歴史的な証拠に基づく語源辞典である Oxford English Dictionary では、「doorway」を「ドアが閉じたり開いたりする開口部や通路、ドアとその付属品が占める壁の空間、門」と定義しています。 “I remember her / sitting at evening in that open door-way / and spinning in the sun.” (夕方、開け放たれた戸口に座って、太陽の下で回っている彼女を思い出す)。 (文脈を追加するために、引用を拡大しました。)

ご想像のとおり、「ドア」という言葉はもっと古く、アングロサクソンの時代までさかのぼり、古英語では duru と表記されました。 「Duru sona onarn fyrbendum fæst” (“The door, fastened with fire-forged bonds, swung open at once”)

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