日光と湿疹について
日光に当たることで湿疹が改善する人もいれば（特に接触型と円板型）、症状が悪化する人もいるようです。 まれに、紫外線（日光）を浴びることで直接湿疹ができることがあります。
特定の薬剤や化学物質、さらには植物が、日光に対して皮膚を敏感にさせることがあります。 湿疹ができたり、日光に当たると湿疹がひどくなったりする場合は、医療専門家に、これが薬や他の原因によるものかもしれないと確認してください。
誰もが、一年中太陽から肌を保護する必要があります。 冬でも太陽の光は透過しますが、イギリスでは3月から10月にかけてより有害となります。
湿疹によい日焼け止めは？
湿疹や敏感肌の人は、あらゆるものに反応するので、適した日焼け止めを見つけるのは、試行錯誤の連続です。 日焼け止めを選ぶときは、エモリエント剤を選ぶときと同じことを考慮する必要があります（たとえば、香料を避けることをお勧めします）
製品の成分表示は、あなたが既知の感受性を持っている物質を避けるのに役立ちますが、常に注意して、新しい日焼け止めはたっぷり塗る前に必ずテストする必要があります。 全身に塗る前に、前腕でテストすることができます。 感作には時間がかかることがあるので、1日1回、5日間続けることをおすすめします。 また、過去に使用した日焼け止めは、処方や自分の肌が変わっている可能性があるため、パッチテストを行うことをお勧めします。
- 紫外線を吸収する化学吸収剤
- 紫外線を反射する鉱物性反射剤（通常は二酸化チタンを含む）
湿疹のある多くの人々は、化学吸収剤よりも鉱物性日焼け止めの方が肌への刺激が少ないように感じられるようです。 しかし、二酸化チタンは肌に白い光沢を残すことがあり、これは特に肌の色が濃い人にとっては不快に感じられるかもしれません。 皮膚に使用するすべての製品と同様に、ある湿疹の人に合うものが、他の人にも合うとは限りません。
日焼け止めを塗る約30分前に、エモリエント剤を塗るように心がけましょう。 これは、日焼け止めがエモリエント剤によって希釈されるのを防ぎ、日焼け止めが
保護特性を保つことを確実にします。
湿疹と太陽に関する詳しい情報は、湿疹と太陽のファクトシート
をご覧下さい。
